トイレがバスルームと一緒かどうか

賃貸物件を選ぶ際にこだわりたいポイント

賃貸物件を選ぶポイントは、人によって様々です。日当たりや築年数を重視する人は多いでしょう。もっとも、築年数が多くても、リフォームしてあれば、新築と同様快適に暮らせるため、あまり問題になりません。また、通勤や通学を考えると、駅近の物件かどうかも重要なポイントです。生活用品を確保するためのスーパーマーケットや憩いの場となる公園などの周辺環境にこだわる人もいます。特に、リビングやダイニングの広さといった間取りをチェックする人は少なくありません。毎日寛ぎ食事をする場所が狭いと、暮らしにくくなるからです。

収納も大切です。部屋が広く見えても、収納が少なかったり狭かったりすると、家具の数が増え、結局居住スペースが狭くなってしまうからです。

ユニットバスとトイレ・バス分離型のどちらが良いか?

浴室とトイレの配置も大切なポイントです。浴室とトイレが一体化したユニットバスの場合、複数の人が同時にバスとトイレを使用できません。この点、ファミリーには向いているとは言えないでしょう。ユニットバスで不自由しないのは、単身者かせいぜい夫婦の居住者になると言えます。トイレ・バス分離型の場合、トイレと浴室を同時に別の人が使えるだけでなく、便器が湿気に覆われることがないので、カビの発生を抑えられます。自動洗浄器付き便座は、シャワーの水を浴びて電気系のトラブルを起こすこともあり、分離型の方が好ましいでしょう。

ユニットバスだと、トイレを使った直後に浴室を使用すると臭いの問題が生じますが、分離型ならこうした不快な思いも避けられるのです。